平成版玉虫厨子の蒔絵を製作したのは輪島塗の職人さんです。

飛騨で平成の玉虫厨子を見た時に、輪島塗の職人が蒔絵の製作をされたということを聞きました。

一言で製作するといってもそれは大変なことだったようです。

蒔絵師は、漆器の表面に漆で絵を描き、乾かないうちに金粉銀粉などを「蒔く」ことで絵を定着させる職人です。絵の部分にアワビや真珠やサンゴを嵌め込む技法もあり、七色の光を放つ玉虫羽根も蒔絵の材料として注目された事もありましたが、たっぷりの油分に覆われた羽は強力な接着力を持つ漆や膠も寄せ付けず、実際に使われる事は無く、玉虫の羽を固定できる糊は理論的には存在しないと言われていました。そこから昼夜を問わず羽と向き合う日々が始まり、様々な条件下に於いて実験を繰り返し、表面の光沢を失うことなく強力な接着方法を半年後には確立することができました。和美紗美より<

それこそ問わずの羽と向き合う日々だったそうです。

飛騨の茶の湯美術館には、平成の玉虫厨子以外にも多くの玉虫蒔絵の作品がありました。

2基のレプリカで使われた玉虫の羽は復刻版で6600枚。平成版で36000枚以上。二つ合わせると計42000枚にもなります。

その他の作品でもかなりの数が使われたのでしょう。

今回東南アジアから輸入された玉虫を使っているそうです。

日本ではもう、これだけの数を確保することは難しいだろうと思います。

日本で玉虫と出会うこと自体けっこうレアな体験と言えそうです。

これだけの数の羽を一つ一つ使っていきますが、羽の色もそれぞれ違うので同じような色をそろえて仕分けする作業などもあるそうです。

なんだか気の遠くなるような感じです。

本当に多くの職人さんの努力の結果やっとできたのだと思います。

本当に新しく作られた玉虫の作品たちは美しく輝いていて、美しいものでした。

努力の結果がこうして報われていくのかなと思います。

玉虫蒔絵の作品自体は輪島塗を調べてみたらいくつかあるみたいです。

玉虫作品の掲載されているサイトです。
実際の作品がどのようなものか興味のある方見て見てださい。

和美紗美
うるしの匠
稲忠

スポンサーリンク

 
 
 
 
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする