礼の字の旧字には二通りのしめすへん‼ ネと示 パソコンで表示されない

(ネ)と(示) しめすへんに豊

この前、手書きのお手本があってパソコンで書くことになったのですが。パソコンで書こうとしても出てこない。

その文字はしめすへんに豊。手書きのものは(ネ)しめすへん。パソコンで出てくるのは(示)しめすへん。

どうしたら出てくるのか調べようと検索してみたら、意外と同じように(ネ)しめすへんで豊というのが出てこなくて困っている人がいるようでした。

この字は、今の字では「礼」なのですが、旧字では「禮」で(示)のしめすへんと(豊)と書くそうです。

そして、(ネ)のしめすへんはこの「禮」の字が手書きで書く際にくずさせてできたもので、本来の文字にはないのでパソコンでは表示されないということでした。

 

文字がないなら作ってしまおうか

ちょっと調べてみたらいくつか(ネ)のしめすへんを表示する方法は出てきたのですが、なんだか他にソフト入れたり・・・なんかめんどくさそうと思ってしまい、これってphotoshopで作ってしまった方が早いように思いました。

もともとお礼の包みを作るためだったので、photoshopで適当な場所の文字を配置する予定でした。

この二つを一文字に見えるように並べれば(ネ)のしめすへんの文字ができます。

今回使ったのは「禮」の字と「祥」の字です。「豊」の部分と「ネ」の部分です。

もとが「礼」なのでこれの「ネ」を使おうかと最初思ったのですが角数が少ないせいか二つを並べてみると「ネ」の方がやけに太かったのでもっと画数のある「ネ」の文字をと思って使いました。

そしてできたのが

どのようにするかというと、

「禮」と「祥」の文字を打ち込み、両方のレイヤーを選択してレイヤーをラスタライズ。

 


ラスタライズすることによってテキストとして入力した文字を編集できるようにします。

ラスタライズした文字のいらない部分を消しゴムで消してそれぞれのへんとつくりを組み合わせてレイヤーをグループ化しました。

A4の用紙にのしと文字を印刷して下の図のように折って出来上がりです。

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