京都の国立博物館のほん近くに三十三間堂があります。
三十三間堂は昔から大好きなお寺です。
そのころ姉が三十三間堂の近くに住んでいて、遊びに行ったときにはじめはよく知らなくて入ったのですがすっかり魅了されてしまい姉のところに行くとたいてい行きました。
姉からいつもおんなじところばかり行って飽きないのかと言われたことがありました。
三十三間堂の魅力はやっぱり1001体もの千手観音が壮観というか、目の当たりにすると感動ものです。
会いたい人に似た仏像を探すと必ず見つかるといいます。それだけたくさんの仏像が並んでいます。
本当にいろんな表情の仏様がいらっしゃって少し体の位置を変えてみて、また眺めると並んでいたはずなのに同じような仏像がさっきとはまるで雰因気が違う。そんな感じです。
そしてどこから見ても、なんだか優しくて。
一か所でしばらく眺めて、また少し位置を変えて違った雰因気を味わう。そんな感じで本当にいくら眺めていても切りがないという感じです。
やっぱりいいなって行くたび思う。そんなところです。
また、千手観音だけではなく風神・雷神像や28部衆像もあり、なかなか見ごたえがあります。
鎌倉時代の像で二十八部衆は、千手観音の眷属であり、千手観音を信仰する者を守護するとされています。
鎌倉彫刻は動きがあって、好きです。
二十八部衆の中には阿修羅像もいます。
興福寺の阿修羅様も好きだけれど、こちらの阿修羅様もなかなか力強くて好きです。
較べてみると同じ阿修羅像でも全然違うので較べてみるのも面白いです。
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