岐阜、茶の湯の森美術へ行きました。平成版玉虫厨子

22日と23日に岐阜に旅行に行きました。

最初の日茶の湯の森美術館というところにいってきました。

ぜんぜん知らなかったのですがここに玉虫厨子の平成になってから作られたレプリカがありました。

あまり行き先になにがあるかわかってなかったのですが、この前法隆寺のことなど調べていたときに、ふっとテレビでたまたま新しく作られた玉虫厨子のことがあったのを思い出しました。

その時はちゃんとテレビを見れなかったので少し気になっていたのですがついでにちょっと調べてみました。

そして、法隆寺に奉納されたという記事を見ました。

 

この時、記事も見たけれど今回の旅行とむすびついていなかったのです。そしていざきてみたら玉虫厨子があってびっくりでした。

最初にお茶をいただいて玉虫のお茶碗があって(玉虫といわれると法隆寺の玉虫厨子を連想するので)びっくりしたらここに玉虫厨子のレプリカもあるというので二度びっくりです。

玉虫厨子を作る際に復刻版と平成版と二つ作って復刻版を法隆寺に。平成版を茶の湯の森美術館においたそうです。

この美術館を作った方が玉虫厨子を作らせたそうです。

玉虫厨子は今回新しく復刻版と平成版の2基新造されましたが、 復刻版は現在法隆寺に奉納され、法隆寺に奉納されたものは実物が忠実に再現されたもので、毎年催される春と秋の秘宝展にて定期的に展示公開される予定だそうです。

平成版は茶の湯の森美術館にて常時公開しているそうです。復刻版は実物が忠実に再現されているのに対して、平成版は蒔絵や錺金具の奧にも玉虫の羽が数多く使われ、高蒔絵など現代の技法をふんだんに用いて制作しているため立体感があり、現代の最高技術が遺憾なく発揮されている点で豪華な印象があります。

この時ビデオも上映されていたのですが、それを見ているとタマムシを敷き詰めたものの上から金の金具をつけてタマムシに羽を隠していたりしていました。

見えないところにもこだわっているというかちょっと感動ものでした。

すごく豪華で美しかったです。

残念なのは、見て歩いた最後の場所に他の玉虫の作品と一緒に飾られていたのですがビデオを見たりもしていたので他の作品がちゃんと見れなかったということです。

この前調べてみていた玉虫の厨子に思っていなかったところで巡り会えたということがなんだか運命的なものを感じてしまいました。


パンフレットより

茶の湯の森美術館(外部リンク)

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